コラム
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作成日:2026/04/25
給与を上げても人が辞める理由|人材定着に本当に必要な3つの要素



■ 「給料を上げたのに、なぜ辞めるのか?」
 
「給与は相場より高いはず」
「待遇も悪くない」
それでも社員が辞めていく――
 
この相談、非常に増えています。
 
そして多くの経営者が、こう感じています。
 
👉「これ以上、何をすればいいのか分からない」
 
■ 結論:人は「お金だけ」では会社に残りません
 
結論からお伝えします。
 
👉 給与は“必要条件”ですが、“定着の決め手”ではありません
 
一定水準までは、給与でモチベーションは上がります。
 
しかし、その水準を超えると、
 
👉 「ここで働き続けたいかどうか」は別の軸で判断されます
 
■ なぜ給与を上げても辞めるのか?
 
ここを理解しないと、対策を間違えます。
 
現在の採用市場は、
 
・有効求人倍率 1.29倍
・完全失業率 2.6%
 
と、人手不足の状態が続いています。
 
企業は給与を上げています。
実際、大手では初任給30万円も珍しくありません。
 
それでも辞める人が減らない理由は明確です。
 
■ 転職理由の上位
 
(厚労省調査より)
 
1位:人間関係
2位:やりがい
3位:給与
 
👉 給与は3位です
 
■ 現場で起きているリアル
 
実際の現場では、こんな声がよく出てきます。
 
■ よくある退職理由
 
・「何を頑張ればいいか分からない」
・「評価の基準があいまい」
・「上司によって言うことが違う」
・「頑張っても報われている感じがない」
 
これらに共通しているのは、
 
👉 “納得感の欠如”です
 
■ 報酬だけではつなぎ止められない理由
 
人事の現場ではよく言われます。
 
👉 「報酬で釣った人は、より高い報酬で辞める」
 
特に優秀な人材ほど、
 
・誰と働くのか
・どんな成長ができるのか
・会社に将来性があるのか
 
といった「総合的な価値」で判断しています。
 
■ 本質は「給与」ではなく“設計”です
 
ここが一番重要です。
 
給与は、
 
👉 「安心して働くための前提条件」
 
です。
 
しかし、
 
👉 「ここで働き続けたい」と思わせるのは別の要素です
 
■ 人材が定着する会社がやっていること
 
では、どうすればいいのか。
 
ポイントは3つです。
 
■ @給与の納得感を担保する(前提条件)
 
・相場とのズレを確認
・不公平感をなくす
・評価と連動させる
 
👉 不満が出ない最低ラインを作る
 
■ A仕事の意味を言語化する
 
ここが抜けている会社が非常に多いです。
 
・この仕事は誰の役に立っているのか
・なぜこの仕事が必要なのか
・この会社で働く意味は何か
 
👉 「意味」が見えない仕事は続きません
 
■ B職場の空気を整える
 
・上司のフィードバック
・相談しやすい環境
・意見が言える雰囲気
 
👉 人は「空気」で辞めます
 
■ よくある失敗パターン
 
ここも押さえておきたいポイントです。
 
■ NGパターン
 
・給与だけで解決しようとする
・評価基準があいまい
・管理職の対応がバラバラ
・不満が表に出てこない
 
👉 問題は見えないまま進行します
 
■ まとめ:給与は「入口」、定着は「体験」で決まる
 
今回のポイントです。
 
・給与は重要だが、それだけでは不十分
・離職の原因は「納得感の欠如」
・人材は総合的に会社を評価している
 
👉 人は「条件」で入社し、「体験」で辞めるか決めます
 
■ 行動提案:まずはここを見直してください
 
もし今、
 
・給与は悪くないのに辞める
・評価に対する不満がある
・管理職によって対応が違う
 
のであれば、
 
👉 それは「仕組み」の問題です
 
 
■ ご相談について
 
人材定着の問題は、
 
・給与
・評価制度
・マネジメント
・職場環境
 
が複雑に絡みます。
 
「給与を上げる」だけでは解決しないケースがほとんどです。
 
👉 現状の課題整理から改善までサポート可能ですので、お気軽にご相談ください
 
※本記事は一般的な傾向や実務経験をもとに整理したものであり、個別企業の状況により対応は異なります。
※統計データは変動するため、最新情報の確認が必要です。
お問合せ
桐生社会保険労務士事務所
〒231-0027
神奈川県横浜市中区扇町
1-1-25横浜関内ビジネスセンター
TEL:045-610-7894
FAX:03-4400-2721
 
 
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