社員が辞める理由は、本当に給料でしょうか?
フィギュアスケートの選手が、全力で演技を終えたあと、
拍手も、花束も、ぬいぐるみも一切ない大会があったとしたらどうでしょうか。

次の大会も頑張ろうと思えるでしょうか。
実は、多くの会社でこれと同じことが起きています。
社員が辞める本当の理由は「納得感」
経営者の方からよくいただく相談があります。
「給料は悪くないはずなのに、なぜか社員が辞めてしまう」
「長く続かない」
離職理由を見ると、上位に出てくるのは次のようなものです。
人間関係
仕事内容
会社の将来性
評価への不満
ここで重要なポイントがあります。
「給与が低いから辞める」は、実は主要な理由ではないのです。
社員が辞める本当の原因は何か。
それは——
👉 評価への納得感がないことです。

評価のズレが信頼を壊す
例えば、同じ部署に2人の社員がいるとします。
一人は非常に努力している
もう一人はそれほどでもない
それにもかかわらず、評価が同じだった場合。
努力している社員はこう感じます。
「この会社は、自分を見ていない」
この瞬間から、会社への信頼は少しずつ崩れていきます。
逆に、努力が正しく評価される会社では
👉 「ここは公平な会社だ」
という認識が生まれ、モチベーションが維持されます。
評価制度がない会社で起きること
多くの中小企業では、評価制度が曖昧です。
評価基準が不明確
評価プロセスが見えない
結果だけ伝えられる
その結果、社員はこう感じます。
👉 「上司の好き嫌いで決まっているのではないか」
実際にそうでなくても、そう“感じた時点”でアウトです。
評価制度は「正しいか」ではなく
👉 「納得できるか」が重要なのです。
フィギュアスケートに学ぶ評価制度
ここで、フィギュアスケートの仕組みを見てみましょう。

フィギュアスケートには大きく2つの評価軸があります。
@ 技術点(できること)
ジャンプ・スピンなどの技術
→ 企業でいう
👉 売上・成果・スキル
A 演技構成点(どう取り組むか)
表現力・音楽との調和・完成度
→ 企業でいう
👉 姿勢・チームワーク・成長意欲
さらに重要なポイントがあります。
■ 評価が「公開」されている
どのジャンプが何点だったか
どこで加点・減点されたか
👉 すべて見える
■ 評価者が複数いる
審査員が複数いることで
👉 一人の主観に左右されない
■ 同じ技でも評価が変わる
同じ4回転ジャンプでも
着氷が美しければ加点
乱れれば減点
👉 「出来栄え」が評価される
評価制度=会社のルール
これを会社に当てはめると、こうなります。
つまり
👉 評価制度とは「会社の競技ルール」です。
この3つが揃っていますか?
評価制度が機能する会社には共通点があります。
@ 評価基準が見えている
A 評価理由が説明される
B 評価者がきちんと見ている
この3つが揃うと
👉 社員は「この会社は公平だ」と感じる
評価制度は「給料を決める仕組み」ではない
ここが最も重要です。
評価制度は単なる査定ではありません。
👉 社員が「ここで頑張ろう」と思えるかどうか
👉 会社への信頼をつくる仕組み
これが本質です。

まとめ
・社員が辞める原因は給料ではない
・本質は「評価への納得感」
・評価制度が曖昧だと信頼が崩れる
・フィギュアスケートのように
→ ルール・透明性・複数評価が必要
■ 行動提案
もし今、
評価に不満が出ている
社員が定着しない
管理職の評価がバラバラ
こうした状況がある場合は、
👉 評価制度の見直しが必要なサインです。
評価制度は「作ること」よりも
👉 “納得される設計”がすべてです。
必要であれば、貴社の状況に合わせて
・簡易診断
・制度設計
・運用支援
までサポート可能です。















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