コラム
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作成日:2026/03/22
社員が辞める本当の理由は「給料」ではない。評価制度の本質をフィギュアスケートで解説



社員が辞める理由は、本当に給料でしょうか?

 

フィギュアスケートの選手が、全力で演技を終えたあと、

拍手も、花束も、ぬいぐるみも一切ない大会があったとしたらどうでしょうか。

 華やかなフィギュアスケートの瞬間(HP用)

次の大会も頑張ろうと思えるでしょうか。

 

実は、多くの会社でこれと同じことが起きています。

 

社員が辞める本当の理由は「納得感」

 

経営者の方からよくいただく相談があります。

 

「給料は悪くないはずなのに、なぜか社員が辞めてしまう」

「長く続かない」

 

離職理由を見ると、上位に出てくるのは次のようなものです。

 

人間関係

仕事内容

会社の将来性

評価への不満

 

ここで重要なポイントがあります。

 

「給与が低いから辞める」は、実は主要な理由ではないのです。

 

社員が辞める本当の原因は何か。

 

それは——

👉 評価への納得感がないことです。

 退職届と沈んだ表情(HP用)

評価のズレが信頼を壊す

 

例えば、同じ部署に2人の社員がいるとします。

 

一人は非常に努力している

もう一人はそれほどでもない

 

それにもかかわらず、評価が同じだった場合。

 

努力している社員はこう感じます。

 

「この会社は、自分を見ていない」

 

この瞬間から、会社への信頼は少しずつ崩れていきます。

 

逆に、努力が正しく評価される会社では

 

👉 「ここは公平な会社だ」

 

という認識が生まれ、モチベーションが維持されます。

 

評価制度がない会社で起きること

 

多くの中小企業では、評価制度が曖昧です。

 

評価基準が不明確

評価プロセスが見えない

結果だけ伝えられる

 

その結果、社員はこう感じます。

 

👉 「上司の好き嫌いで決まっているのではないか」

 

実際にそうでなくても、そう“感じた時点”でアウトです。

 

評価制度は「正しいか」ではなく

👉 「納得できるか」が重要なのです。

 

フィギュアスケートに学ぶ評価制度

 

ここで、フィギュアスケートの仕組みを見てみましょう。

 ジャンプと表現の美しさ(HP)

フィギュアスケートには大きく2つの評価軸があります。

 

@ 技術点(できること)

 

ジャンプ・スピンなどの技術

 

→ 企業でいう

👉 売上・成果・スキル

 

A 演技構成点(どう取り組むか)

 

表現力・音楽との調和・完成度

 

→ 企業でいう

👉 姿勢・チームワーク・成長意欲

 

さらに重要なポイントがあります。

 

■ 評価が「公開」されている

 

どのジャンプが何点だったか

どこで加点・減点されたか

 

👉 すべて見える

 

■ 評価者が複数いる

 

審査員が複数いることで

 

👉 一人の主観に左右されない

 

■ 同じ技でも評価が変わる

 

同じ4回転ジャンプでも

 

着氷が美しければ加点

乱れれば減点

 

👉 「出来栄え」が評価される

 

評価制度=会社のルール

 

これを会社に当てはめると、こうなります。

 評価制度と会社のルール(HP) 

つまり

 

👉 評価制度とは「会社の競技ルール」です。

 

この3つが揃っていますか?

 

評価制度が機能する会社には共通点があります。

 

@ 評価基準が見えている

A 評価理由が説明される

B 評価者がきちんと見ている

 

この3つが揃うと

 

👉 社員は「この会社は公平だ」と感じる

 

評価制度は「給料を決める仕組み」ではない

 

ここが最も重要です。

 

評価制度は単なる査定ではありません。

 

👉 社員が「ここで頑張ろう」と思えるかどうか

👉 会社への信頼をつくる仕組み

 

これが本質です。

 オフィスでのポジティブな瞬間(HP).

まとめ

 

・社員が辞める原因は給料ではない

・本質は「評価への納得感」

・評価制度が曖昧だと信頼が崩れる

・フィギュアスケートのように

 → ルール・透明性・複数評価が必要

■ 行動提案

もし今、

 

評価に不満が出ている

社員が定着しない

管理職の評価がバラバラ

 

こうした状況がある場合は、

 

👉 評価制度の見直しが必要なサインです。

 

評価制度は「作ること」よりも

👉 “納得される設計”がすべてです。

 

必要であれば、貴社の状況に合わせて

・簡易診断

・制度設計

・運用支援

までサポート可能です。

お問合せ
桐生社会保険労務士事務所
〒231-0027
神奈川県横浜市中区扇町
1-1-25横浜関内ビジネスセンター
TEL:045-610-7894
FAX:03-4400-2721
 
 
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